――エヌテック検査点検は『全て完全自社施工』
弊社としてのセールスポイントは、やはり「全て完全自社施工」だっていうところです。大体の会社さんは外注さんにお願いしちゃうところが多いんです。今うちは18人なんですが、5、6人ぐらいの規模の会社さんで、弊社より売上が多いところっていくらでもあるんですよ。みんな協力会社さん使って回しているというところは結構この業界では一般的なんです。あまり自社で実行部隊を持っているってところは少ないんですよ。
ですからそれが逆にお客様に対しての安心感であったり、あとは何か有った時に、分かる人間が常に居るわけです。「あっ、このまえ来てくれた人」という風に、弊社までお電話頂ければ、その本人とつながりすぐ対応できるというところです。
――経年劣化の改善提案もちろん『工事も自社施工』
他社さんでよく聞く話としては、担当者に話を聞いても全くうちのビルの事を分かってない、知らないという事が有るそうです。「これがちょっと具合が悪いみたいで」と相談しても、「えっその設備あるんですか」と聞かれたっていう(笑)。設備の存在すら知らなかったそうです。あと、だいたい設備は早くて5年、それでも10年から15年経つと大体くたびれてきちゃってトラブルが出るんですよね。それを、弊社のスタッフは常に勉強しているので、「どうしたら改善できるか、何がお客様にとってベストか」という提案をして見積をお出ししています。さらに工事も出来るというところで、ワンストップで対応するところが強みですね。
――大手ビル管理会社様からも『ご紹介多数』
正直申しまして、ここ最近は営業活動をしてなくて、だいたいご紹介とかで仕事を頂くんです。昨日もちょっと呼ばれて「いやあ是非ちょっと、御社に頼んでいきたい」って言うんだけど「いやあ」って(笑)。大変ありがたいのですが、あまりドカッと出されても出来ないですよ、ということもございます。
――点検検査施工は『半分頭を使って半分体を使うみたいな仕事』
知り合いの工事屋さんなんかでもよく聞く話なんですが、やっぱり今は若い方が自分の手を汚して仕事するのをやりたがらないですよね。しかたが無いので外国の労働研修生を入れて、別に施工部隊を作ろうみたいなことも言ってましたね。真面目に働くし、技術を覚えれば母国でも活躍できるし。
点検検査施工は、とびきり何かプログラミングができるとか、役所に勤められるとか、そういうスキルではないです。かと言って、重いものを持ったり運んだりする事はないんです。そんな中で半分頭(消防法・建築基準法の知識)を使って半分体(点検・検査・工事)を使うみたいな仕事ですね。頭と体を両方使わないとちょっとダメなんです。やっている事は法律行為なので、それなりに勉強は当然必要なんですが、自分で手に職を付けながら勉強していきたいっていう向上心のある方なら、もう十分だと思います。今で言うハイブリットな働き方ですね。
――消防設備・防災設備の業界は『建物がある限り残っていく』
消防設備、防災設備とかそういったものは建物がある限りどうしても必要なものなんです。ですので、IT化が進んで無くなっていくっていう仕事では無いんです。将来的には分からに行けど、勝手に自動試験で防火シャッターとか防火ドアが開いたり閉まったりしたら困るじゃないですか(笑)。実務的に仕事としては建物がある限り有るんだろうな、残るんだろうなと思いますよね。ましてや規制が緩くなる事も無いですからね。